予測発信設定

予測発信設定を行うことで、空きオペレーター数※1に対しての発信数を設定することができます。
自動発信設定で設定した作業グループ(ACD)に所属している「空きオペレーターの人数」×「発信倍率」が実際の合計発信数になります。

 

■「予測発信設定」計算式

「空きオペレーターの人数」×「発信倍率」=「合計発信数」※2

 

■システムの動きについて

<倍率 1.5 倍の場合>

空きオペレーター数が 1 名~ 5 名で発信倍率を 1.5 倍とした場合

オペレーター

合計発信数

算出方法

1人目のオペレーターA

2本

1名×1.5=1.5が四捨五入で2になるため、合計発信数は2となり、Aは2発信します。

2人目のオペレーターB

3本

2名×1.5で合計発信数は3となり、Aが2発信するので、Bの発信数は1となります。

3人目のオペレーターC

5本

3名×1.5=4.5が四捨五入で5になるため、合計発信数は5となり、AとBで3発信するので、Cの発信数は2となります。

4人目のオペレーターD

6本

4名×1.5で合計発信数は6となり、AとBとCで5発信するので、Dの発信数は1となります。

5人目のオペレーターE

8本

5名×1.5=7.5が四捨五入で8になるため、合計発信数は8となり、AとBとCとDで6発信するので、Eの発信数は2となります。

<倍率 2 倍の場合>

空きオペレーター数が 1 名~ 5 名で発信倍率を 2 倍とした場合

オペレーター

合計発信数

算出方法

1人目のオペレーターA

2本

1名×2で合計発信数は2となり、Aは2発信します。

2人目のオペレーターB

4本

2名×2で合計発信数は4となり、Aが2発信するので、Bの発信数は2となります。

3人目のオペレーターC

6本

3名×2で合計発信数は6となり、AとBで4発信するので、Cの発信数は2となります。

4人目のオペレーターD

8本

4名×2で合計発信数は8となり、AとBとCで6発信するので、Dの発信数は2となります。

5人目のオペレーターE

10本

5名×2で合計発信数は10となり、AとBとCとDで8発信するので、Eの発信数は2となります。

■「予測発信設定」参考情報

  • 一般的に、繋がりやすい発信リストの場合は倍率を低めに、繋がりにくい発信リストの場合は倍率を高めに設定します。
  • コールタイムアウト秒数内に空きオペレーターがいなくなった場合、発信中の呼は切断されます。
  • 合計発信数は契約ライセンス数を超えないように設定をしてください。
    (オペレーターに対しての発信数が多すぎる場合、「オペレーター不足」となり顧客を呼出後すぐに切電される可能性がございます。)


※1. ステータスが「受付中」のオペレーター

※2.「合計発信数」が小数点の場合、小数点第二位は切り捨て、小数点第一位を四捨五入して繰り上げた数字が「合計発信数」となります。

例).倍率計算結果の「合計発信数」が 1.5 の場合の発信数は 2 となります。
  1.45 の場合は小数点第二位が切り捨てられ 1.4 となり、小数第一位が四捨五入されますので、発信数は 1 となります。